KOBEオシャ旅 part2 包まれた旨味
三ノ宮から中華街へ歩く。途中の高架下に商店街があったけど、見事なまでのシャッター街だった。神戸ですら、中心街から少し外れたらこのザマなのかと、都市集中や田舎の現実を感じた。勝ち組にならないと、生き残れないのだ。生きねば
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有名な元町中華街
ここも高校生以来
この写真を見ると背景に写るビルに違和感を感じる。そう考えるとテーマパークは本当に夢の国だなと思う。
友人が行きたいお店についていく。ちゃんと下調べしていて真面目だなと思う。毎回見切り発車で、現地で調べる僕とは大違いだ
なんかよくわからないけど、高校生が多かった。修学旅行なのか、遠足なのかわからないけど。
一軒目、有名な豚饅頭。名前は忘れたけど、中華街の豚まんといえばここ!っていうところ。高校生の時にもいった。いついってもこの店は行列だ。
高校生の時は一個90円だったけど、100円に値上がりしてた。消費税やら景気やらがあるのだろう。後、3個以上なら自由な個数で買えたのだけど、6個or10個の単位でしか買えない仕様になっていた。もし一人で来ていたら、一人で6個も食べないといけないところだ。こんな世の中なのにボッチに厳しいなと思った。でも僕は英語の張り紙では"more than 3"と書いてあったのを見逃してない。クレームを言える性格じゃないし、行列なので大人しく二人で6個食べた。
こんな観光地なら値上げしても確かにバレないし、知名度もあるから、値上げしても客は来るだろうし、忙しさを緩和するためには仕方ない。
文句を書いたけど、ここの肉まんは一口サイズで、餡の味が絶妙だ。行列にも納得の味は変わっていない。脂っこい中華には珍しい、あっさりとした味付けで、日本人好みなのが受けているのかも知れない。なんだかんだ、またいってしまうと思う
二軒目は焼き小籠包
これまた行列の店。人間は行列が好きな生き物だ。山のように、行列があるから並ぶのだ。
でっかい鉄鍋で、1,2cmの油を引いて、焼くというより、あげているに近い。
ここは初見だし、なんなら焼き小籠包自体初見である。
底面があげているのがこの写真からわかると思う。
小籠包なので熱々だろうと冷まして食べた。小籠包は皮に包まれているが凶暴な食べ物だ。その皮を破ると牙を向く。でもおいしいから憎めないやつだ。擬人化すれば、小籠包はクラスの愛され人気者だろう。
餃子も食べたかったけど、行きたいお店は閉まっていたみたいでやめた。友人の手が肉汁に襲われたので、お手洗いを探して、中華街を後にした。
中華街は結局ネットのまとめ記事に載っているような超有名店ばかりいったのだけれど、今度行く時はぜひ脇道のお店に行ってみたい。もう高校生でないのだから、多少はお金に余裕はあるし。どんな店があるのだろうか。フカヒレなんて出されても困るけど。
中華街は人気店とそうでない店の差が激しい。観光地の運命なのだろうか。今はネットで検索して一番上に出てくる、SEOにつよいサイトの影響なのだろう。今時の女子高生はまっぷる読まないんかな。まとめサイトとか、食べログよりもインスタで調べるっぽいし。僕もおじさんだなぁ。
並んでないお店なんて、コロナもあるのにどうやって生計立てんだろう。飲食店は観光地でも大変だ。
to be continued...
〜余談〜
僕の友人は前述の通り、調べてきてくれたのだが、いく店行く店、女子高生が並んでいた。僕の友人は女子高生だったのかも知れない 。