PayPay弱体化!どうなる?スマホ決済
くさです
2020年4月1日から我らがペイペイの還元条件が改悪されました。
もともとペイペイはどこで使っても1.5%還元されていて、キャンペーンなどを除いた日常利用では還元率最強のスマホ決済でした。一応LINEPayは前月の利用額が1万円以上とかじゃないと0.5%です。
と言うのを調べてたらLINE Payもポイント制度が5月から変わるみたいですね。
LINE Payのポイント制度は半年ごとに変わっているイメージがあります。マイカラーだのラインポイントだの…還元率も前月の利用が1万円以上とかじゃないと0.5%で、ペイペイに還元率・対応店舗数で負けているので使ってなかったです。ただ、送金機能はLINEの友達に送れて便利だからずっと使ってます。
話がそれましたが、PayPayが4月から
基本還元率0.5%
+
月50回以上利用で+0.5%
+
月10万円以上利用で+0.5%
と言うことで、一人暮らしの大学生なら基本還元率である0.5%しかもらえそうにない設定になりました。1.5%→0.5%と言うことで激減です。
・これから何使う?
とりあえず6月まではキャッシュレス還元制度があるので引き続き利用するし、それ以降も使える場所では使おうと思います。理由は2つあって、利便性と還元があることです。
利便性について:キャッシュレスは20%還元キャンペーンをやってた頃から使っていますが、便利です。コンビニに買い物行くときに財布を持って行かなくて良くなったし、ATMに行く頻度も減ってかれこれ1ヶ月ほど使ってないぐらいです。あと、レジでジャラジャラしなくて良くなったのも便利です。店員からしてもお釣りミスがなくなるし、僕もジャラジャラ小銭を探さなくて良くなるのでwin-winなのかなーって思います。ただ、QRスキャンして、自分で払う金額を入力するスタイルの時はミスるとレジの人がめんどくさいらしいので、そこは気をつけようと思います。
還元について:還元率が悪くなるとはいえ、還元率0%の現金や他の決済に比べればお得です。まあ、楽天カードマンとか他の高還元率クレカとかの決済ある人はその方がいいでしょうが…少なくとも僕は持ってないのでスマホ決済が一番ですね。
・これからどうなる?スマホ決済
結論から言うと、今後も利用率は維持されるだけでなく、長期的に見れば増加すると考えています。
還元率も下がり、6月には政府主導のキャッシュレスキャンペーンも終了します。しかし、ペイペイの決済利用回数は増税(キャッシュレス還元)以降、3倍に増加しており、1月単月で1億回以上とのことです。*1
身を削った20%還元が終了したにもかかわらず、広まっています。僕の親も最近ペイペイを始めました。これを見る限り、経産省の思惑はある程度達成できているのではないかと思います。ただ、政府の政府目標は、
2025年までに民間最終消費支出に占める キャッシュレス決済比率40%*2
とのことなので、今後も何かしらの打ち手を出すことを想定すると、スマホ決済は活発な状態を維持するのではと考えます。
今後の経済政策、企業戦略に加えて、一度広まってしまったものは人は変えたがらないものです。ペイペイの還元率減少も意外と気づかないで4月以降も使っている人はいるのではないでしょうか?人間には「一貫性の原理」*3と言う一貫性を維持しようとする心理的な仕組みがあるので、一度使い始め、習慣化してしまったものは簡単に変わらないでしょう。
と言うことで、いろいろ書きました。セキュリティー関連のこととかも書きたいのですが、それはまた今度。お疲れ様でした