香川うどん旅8「木を見る.人を知る.」
前回
朝うどんを喰らい,香川の朝は動き出す.
高松観光地人気No. 1の栗林公園(りつりん)にせっかくなのでいくことに.この時点では何があるのかすら知らない.
何があるかわからないままに入場料を支払う.こういう観光地というものは食事などと違って,実際に観光地へ赴かないと味わうことができない.せっかく旅行としてその地を訪ねるのなら,その地で,現場でしか味わうことのできないものを体感したいものだ.
入ってみると,どうやら旧貴族の庭園を見てみよう!という観光地みたいだ.
鬼瓦
少しだけ,当時(江戸時代とか)の道具が展示されているところもありました.ツボとかタンスとかお菓子を作る型がありました.
これが勝者の景色です.
標本木もたくさんありました.まあこんなけ立派な木々が多種多様にあれば,選ばれるわな.わざわざ確認にこんな広々とした場所探すの大変そうやけど.
この松平という人の所有物だったらしいですね.金持ちの発想はわからないぜ.確かに絶景なんだけどさ.
ということで,今ではインスタ映えって感じの観光地でしたね〜インスタ映えしそうな写真なのになんでインスタじゃなくてブログやねんって感じですよね笑.一応インスタはやってますが,1年以上投稿してない気がします.最近はハロメン(ハロー!プロジェクトのメンバー)の投稿を見る専用になってます.
といっても,若者はかなり少なくて,海外の方やおじいちゃんおばあちゃんが多かったです.僕は結構楽しんでて所要時間60分のコースで4時間ぐらいフラフラしてました.もともと徘徊癖があって目的もなく思うがままに歩いていくことが好きだし,景色綺麗で隅々まで見たいので.後,こういうところの説明文とか全部読みたい人なんですよね〜こればっかりは一人じゃないとできないです.周りが退屈してしまって迷惑をかけてしまうので.普段博物館とか美術館に行くことはないですが,行った時には全てを楽しみたいのです.自分に芸術的素養はないので,「綺麗だー」ぐらいにしか思えません.でも,一つ一つの設置場所には庭師さん?の意図や表現したいことがあり,それを知ることができる.それに僕と違って素養のある人からの見える景色が垣間見ることができる.歴史のあるものだと,当時の生活感や価値観が僕らの生きる現代と変わるところ,変わらないところ,それらを知ることができる.今回の公園みたいに生活を切り取ったものだと,他人の生活を覗き見しているような気がして,少し背徳感があったり,いけないものを見ているからこその高揚感があったり.実際に見てる時はそんな深く考えてないんだけどね.何が自分の中で楽しいかと簡単に言語化して羅列してみるとこんな感じ.
あー気持ちわる笑
公園というのは水・木・石で基本的に成り立ってるな〜と抽象化して考えてしまう.コンサル志望あるある笑.でもその3つの厳密なバランスでこれほどにも多種多様な感情や思想を表現でき,人々を魅了するのは不思議だ.やはり物事はシンプルだと人間に受け入れられ易くて,浸透しやすい.
久しぶりに気持ちの悪い語りをしました笑.写真で浄化してくれ笑
次回,最終回!