民主主義に染められ，資本主義に馴染めなくなった

※はじめにお断りしておくと，責任転嫁だということは重々承知である．これは自分が情けないということに対する愚痴だ．

僕は民主主義が嫌いだ．日本が民主主義だと勘違いしている輩もたくさんいるけど，日本は民主主義と資本主義の中庸だ．

民主主義に変に染められたせいで，資本主義に馴染めなくなってしまった．民主主義は弱者に寄り添うという偽善行為を持ち上げがちな気がする．日本の場合は資本主義によって格差が開いているので，それを小さくしようというという思考へとなるのだろう．だって，資本主義のせいで痛い目にあったら，もう一つの支配思想である民主主義に捕まるしかないじゃない．

ということで，政治の話をしたいのではない．

僕は中途半端に民主主義を至上とする環境にいたせいか，染まってしまった部分があるようだ．いうたら，モチベーション高いやつや頑張っているやつよりも，モチベの低いやつの，頑張ってないやつの方に焦点が当たり，それを守るかのような集団行動をよしとする空気感には嫌悪感を感じずにはいられなかった．働きアリよりも怠けるアリが得をする世界．働きアリが怠けたやつの尻拭いをしてやればいいという空気感．僕は責任感が無駄に強いし，チームの勝利のために身を削れる人なんだろうけど，冷静に振り返ると馬鹿馬鹿しい話である．

そんな空気感に馴染んでしまったせいか，がんばる事を忌み嫌うようになったのか，頑張れない人間になってしまったようだ．これから先に生きなくてはならない世界は民主主義や綺麗事よりも金を持つ奴が強い，つまり結果・権力を持つものが勝つ世界だ．思考を早く修正しなくては．