パブリック・コミットメントを活用する
パブリック・コミットメント #とは
自分が成し遂げようと決意したことを周囲に伝える行為*1
だそうです。かっこよくいえば、夢を語るってやつです。内容は別に夢みたいな壮大なものでなくて、「部屋の掃除をする」とか「何時から何時まで勉強する」とか身近なもので全然問題ないです。というか、そういうことのほうが使いやすいと思います。
さて、こうやって周りに自分のやることを語ることで何がメリットなのでしょうか？ずばり、実行に移す確率が高くなるのです。サクッとGoogle Scolar調べてみたんですけど、具体的な数値は見つかりませんでした…論文探して、読む能力がほしい…（このために大学院行きたいみたいな所ある）
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/0022103169900584?via%3Dihub
一応見つかったやつでは、Abstractしかのってなかったし、1969年ぐらいの古いものだし、エビデンスレベルはおそらく非ランダム比較実験程度なのですが、、、ちなみにこの論文のアブストに書いてあることとしては
- Abstract
大学生を対象。一方の学生にはある問題に対するポジションについての公の場に流れるスピーチを録音してもらう。もう一方の学生には録音してもらわなかった。
このあとに、私的な意見を聞いたら、録音してもらった学生の方が、録音しなかった学生より過激な意見を語るようになった。という内容です。（間違ってたらごめんやで。簡単で短い英語やと思うので、自分の目でソースを確認する習慣つけてネットリテラシーを身に着けよう！）
- why?
なぜ、人に語ると実行に移しやすいのか？答えは人間には一貫性を保とうとする性質を持つらしいです。人に一度言ってしまったことを、実際にやらないと一貫性のない人間だと思われてしまうのが嫌らしく、それを防ぐために行動に移しやすくなるらしいです。
具体的に活用するとなると、前述の通り「京家に帰ったら掃除する！」みたいなことを友達に言っておくとか、TwitterやLINEでつたえるとかでもいいと思います。言っておくと次にあったときに「あのとき掃除するって言ってたけどやったん？」って聞かれたときに「やってない」っていうのは恥ずかしいですよね…なのでそう思われないように行動に移す。簡単に言えば、背水の陣、自分を追い込む手法とも考えられますね。
ということで、掃除できないそこのあなた！人に公言して掃除しましょう！僕も明日やります！！！！！明日から本気出す！！！
